今回はシモムラアレックから発売されている「シャインブレード 16」のレビューです。
とりあえず表面処理の初手はこれという感じで、メイン使いしているおすすめなヤスリ。
手入れがラク、というかほぼ必要なしなので重宝してます。
※プロモーションを含みます
シモムラアレック シャインブレード 16
正式名称はメーカーサイトだと「樹脂切削専用ステンレス製ヤスリ シャインブレード」。
ステンレス製で錆びづらく、特殊な加工を施したヤスリ目で目詰まりもしづらいという、鉄ヤスリの弱点を解消した製品です。
シモムラアレックは面白い製品が多いですね。
定価は16が3,600円。6が3,400円。
ヤスリとしてはお高めな部類ですが、個人的には性能を考えるとアリだと思います。
“シャインブレード”の後につく数字はヤスリの幅を表しています。
6は単純に16の細いバージョンでその他の仕様は同じです。
長さはどちらも1.5cm(15mm)で、手に取るとしっかりとした重みを感じる量感。
実際に使ってみると、とにかくラク
商品名が記載されている側を表とすると、表面は複目400番相当、裏面は単目1000番相当がセットになっています。
この表裏一体型がめちゃくちゃラク。
いちいちヤスリを持ち替える必要がなく、シャインブレードの場合ヤスリ自体をひょいと回転させればいいだけ。
文字にすると非常に単純なことなんですが、これがかなり時間短縮になります。
それでいて切削面も結構綺麗です。
(分かりづらい場合は拡大してみてください…)
どうでしょう? 400→1000と、間を飛ばした割には綺麗ですよね。
私は裏面(1000番相当)後に、1500番くらいのスポンジヤスリで整えていつも終了にしてます。
切削力もそこそこ良いので、平面はだいたいこれ1本で済ませちゃってます。(16が入らない狭い部分は6を使用)。
面出しももちろん可能。
もうひとつはやはりステンレス製だということ。
錆に強く、なんなら水研ぎもイケちゃいます。
錆を心から恐れている私にとって、まるで精神安定剤のような存在…。
目詰まりしづらいも、過信は禁物
さて冒頭でもお伝えした通り、本製品の売りとして目詰まりのしづらさがプッシュされています。
たしかにブラシでさっと払うだけで大体とれますが、細かいカスは当然残ることもあります。
なのでまったく手入れ不要なわけではなく、手入れしやすいよというニュアンスかなと。
まあ、最悪水洗いしちゃえばいいので、大きな問題ではないですが、製品紹介ほどでは無い気がしたので一応記述しておきます。
さらに、ここまで見て分かる通り本製品にはカバーなどは付属せず剥き身の状態なので、収納に結構困ります。
錆に強いので雑多に置いておいても、そこまで問題ないかと思いますが、私は画筆ケースに入れてます。
とにかく使い勝手のいいヤスリ
というわけで以上、シモムラアレック シャインブレード 16のレビューでした。
綺麗な仕上がりながら、いい意味で雑に扱える「タフなヤスリ」というが私の印象。
とりあえず初手に選ぶことが多い、頼れるヤツです。とってもオススメ。
以前はやや入手しづらかったですが、最近ではAmazonでも安定して入手できるのでありがたい限り。
また、このシャインブレードはバリエーションがめちゃくちゃ豊富で、狭い箇所に特化した「シャインブレード fina」、縦横自在に切削できる「細目ぐるぐるBAR」、240番相当の超荒目と1500番相当の超細目がセットになった「シャインブレード ウルトマ」などなど…。
用途に合わせた製品が多数存在するので、気になる方は調べてみてください。
それでは◎