今回はなにかと話題になっている「マジ・スク」の使用レビューです。
セラミック系のツールは初なので、デザインナイフとの比較が多め。
※プロモーションを含みます
アルゴファイル 「マジ・スク」
アルティマシリーズなどでお馴染み、アルゴファイルから発売されている「マジ・スク」。(「・」←これ入りが正式名称だそうです。)
定価は2,970円。
発売当初から大きく話題となり、執筆時(2024年11月)でも品薄が続いているアイテムです。
私は運良く、1次再販時にヨドバシで入手できました。
耐摩耗性の良いジルコニア(セラミック)が使用され、研がずに切れ味が保たれ、さらに錆びないそう。
これは刃の交換が必要ないデザインナイフのようなアイテムか!?とウキウキで入手しました。
サイズも大体14cmほどで、一般的なデザインナイフよりもやや短めといったところ。
※↑一応リンク貼りますが、メーカーからもアナウンスが出ているとおり、継続的に再販されるそうなので価格にご注意ください(定価は2,970円。)
彫る・削ぐ、なんでもできる万能ツール
さてさて、肝心の使い心地ですが、私の個人的な感覚だと「ケアが必要ないデザインナイフ型のキサゲ」という印象。
形状が近いこともあり、デザインナイフでできるような幅広い処理が快適に行えます。
特にその中で一番の利点だなと感じたのは、”ビビりづらい“所。
↑画像のように、刃にしっかり厚さがあり、なおかつ一体成型なので、力がしっかり伝わってくれます。
デザインナイフは刃が薄く、挟み込むような構造のためどうしてもブレが生じるなと以前から感じていたのですが、マジ・スクではほぼ感じず。
文字にすると地味ですが、これがめちゃくちゃ使いやすいです。
切削力も良く、ジョリジョリ削れて非常に快適。
ナイフ状に角度がついているので、ツルツルした未処理のプラにもしっかり刃が入ってくれます。
一方で刃厚がある分、パーツにあてがった時の視認性がやや悪く、削りたい面に対して刃を垂直に当てるのに少し慣れが必要だなと感じました。(これは私がデザインナイフに慣れきっているからかも)
この厚みが快適さを生み出していると思うので、やはり適材適所ですね。
私の場合、ガッツリ処理にマジ・スク、狭い部分・細かく精度が必要な部分はデザインナイフというように使い分けています。
より薄く、小型なタイプとか製品化されたりしないですかねー、かなり便利じゃないでしょうか。(薄くすると剛性が保てないか?)
キャップはダイソーでゲット
こちらも発売時からX(旧ツイッター)などで話題になっていましたが、マジ・スクにはキャップが付属しません。
耐久性が高いとはいえ、そのまま収納するのは気が引けるので100均アイテムで解消です。
それが↑の商品、ダイソーの「シリコーン ソフトモールド 円柱」。
これがぴったりフィットしてくれます、先人の知恵に感謝。
ダイソーはアプリで店内在庫が検索できるようになり、本当に便利になりましたね~。
おしまい
というわけで以上、アルゴファイル「マジ・スク」の使用レビューでした。
文字で魅力を伝えるのが難しい…、いわゆる「マジ・スクじゃなきゃできない!ってことがあるわけじゃないけど、マジ・スクだとめっちゃ快適だよ」系の製品。
前述の通り、今後より入手しやすくなるそうですし、人気なのも頷ける使い勝手の良さで幅広い方にオススメです!
耐久性などで気になる点がでてきたら追記いたします。
それでは~◎