HG グフ制作レビュー#2 -筆塗り・ウェザリング-

ガンプラ

今回はHGUC 1/144 グフの制作レビュー#2です。

新ツールを試したり、グダグダしていたら(こっちが主)前回から時間が空いてしまいました。

ファレホによる筆塗りを含め、一気に完成です。

※プロモーションを含みます。

ファレホで筆塗り

下地は暗め(#1を参照)

もちろん使用塗料はファレホ。

下地を塗りつぶしすぎない・筆跡残し気味・なるべく薄く塗り重ねを意識、暗めのベース→明るいハイライトといつもの流れなんですが、今回は発色を良くしたい部分にグレーを一色挟んでみています。

ここも方向は意識
メインカラーをのせるとこんな感じ

ここは前回のガンキャノンと同じ流れです。

それでは各カラーごとに使用した塗料を見ていきましょう。

ブルー#1

グフといえばなブルー

グフのほとんどを占めるブルー。

ベースは「ロイヤルブルー 70809」、ハイライトに「パステルブルー 70901」を使用しました。

やや彩度高めのブルーで、なかなか合っていると思います。

パステルブルーも明るくなりそうな部分に結構わざとらしく入れたのですが、汚せばそこまで違和感なく結果オーライだったかなと。

ブルー#2

またもや分かりづらい画像で申し訳ない…
こちらのほうがまだわかりやすいか

メインのブルーが一色だと単調になるかなと思い塗り分けてみました。

使用したのは「フラットブルー 70962」、フラットと入っていますがやや紫がかった淡い色合い

画像だと非常に分かりづらいですが、↑指の部分に使用していて、甲はロイヤルブルーです。

暗いブルー

ここはちょっと失敗でした

胸部・腰部・シールドなどの暗いブルー(ネイビー)部分は、グレーを挟まず下地に直接塗ったので、より暗い仕上がりになりました。

ベースに「インファントリーブルー 70752」→「ダークプルシャンブルー 70899」と重ね、ハイライトに「WWⅡドイツ空軍ユニフォーム色 70816」を使用しましたが、発色が弱く効果的ではなかったですね。

レシピ的には良かったと思うので、次回はグレーを挟んでリベンジします。

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ダークグレー

これはかなりお気に入りの組み合わせ

胸部中央や足のスリッパ、武器持ち手などもグレーを挟まず塗装。

使用したのは「ジャーマングレー 70995」。

プライマーのジャーマンパンツァーグレイにモデルカラーのジャーマングレーを単純にのせただけなんですが、ほんのり青みがかった深いグレーになってくれ個人的にお気に入りです。

今後も黒系は大体これでいこうかなと、おすすめです。

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今後も欠かせなくなりそう

さて、今回の塗装で「グレーズメディウム 70596」を導入したのですが、これが個人的に良い感触でした。

私は下地を透けさせつつ、筆跡を残しながら塗るのが好みなんですが、ファレホは全体的に隠蔽力が高く、色にもよりますが透けさせるには希釈する必要があります。

しかしファレホシンナー精製水を使うとシャバシャバになりすぎて、塗ったときに滲んだようになり、シャープな筆跡が出しづらく難儀していました。

このグレーズメディウムは隠ぺい力を下げて下地を透かしやすくする添加剤で、なおかつ粘度もあるので、下地を透けさせつつ滲ませずに色を塗布するのにピッタリです。

形状に沿っての筆運びを意識してみました

↑どうでしょう、しっかり筆跡が出つつもぼんやり透けているような気がしますね。

今回は塗料とメディウムを「1:1」で希釈しましたが、これでも少し濃かったような印象。

恐らく「塗料1:メディウム2」でもある程度粘度を保ってくれると思うので、それで塗り重ねたほうが更に良かったかなーと。

まだまだ試行錯誤が必要ですが、今後も活躍してくれそうな予感です。

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モノアイレンズも装着

キラーン

塗装を終えた段階でHアイズも装着しました。

毎度お馴染みですが、ガイアノーツの蛍光ピンクで塗装し、受け側にはHiQparts円形メタリックシールを貼っています。

キラッと光りを拾ってくれ、良い感じ◎

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ウェザリング&マーキング

今回一番やりたかったこと

今回の制作で最もやりたかった、水性色鉛筆でのウェザリング&マーキング。

使用したのはAKインタラクティブの「ウェザリングペンシル」とカランダッシュ「プリズマロ」、かなり近い性能だと思います。

うーむ…
ここは結構上手くできました

ちょこちょこ書いてみて、自分が感じたメリット・デメリットは以下。

【メリット】
①筆よりも書きやすく落としやすいので調整も楽(濡らした綿棒でOK)
手書きっぽい雰囲気で、汚し気味の塗りに合っている(特にここが好み)

【デメリット】
シャープな描画は難しい
色がのりづらい部分がある(たぶんしっかりつや消しできてない?)

上手く書ければ雰囲気的にかなり好みなんですが、デメリット②が特に大きく、ジオンマークのイエローはやはりもう少し濃くしたかったですね。

まだまだ練度が足りないので、ここも色々試していきます。

一方でウェザリングは非常にやりやすく、↓

太股部分にこの「バフ」を使います
ざっくり塗っちゃって
湿らせた筆でぼかすだけ
ぼんやり色が載ります

このように非常にコントロールがしやすく、かなりお気に入りです。

擦り傷入れたり
サビ垂れ入れたり

ファレホで表現できなかった部分や、失敗した部分をカバーするなどなど…、早くも今年買って良かったモノ第1位かもしれません。

今後もガンガン使っていきます!

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おしまい

汚しすぎに注意…

長くなりましたが以上、HGUC 1/144 グフの制作レビュー#2でした。

次回はいよいよ完成編、画像たっぷりでお届け予定。

ウェザリングペンシルを使用した部分も細かく見ていけたらと思います。


それでは~


↓前回はコチラ