今回はハイキューパーツから発売されている「ワンダーバイス」のレビューです。
今年の春頃購入し、頻度はそこそこなんですが、なかなか使い勝手がよく愛用してます。
※プロモーションを含みます
金属製の模型用小型バイス
HiQParts ワンダーバイス 価格は定価で4,180円。
なかなかいいお値段しますが、量販店やAmazonでは大体3,000円台で購入できると思います。
私が購入した物もAmazonで3,500円くらいだったかと。
金属製とありますが、どの金属なのか記載はないですね。錆びにくそうな質感ではありますが、念のため潤滑油を塗ってから使用してます。
基本スペック
機能としてはもう見たまんま、保持が難しい小さなパーツをがっちりホールドしてくれるバイスです。
平坦な面と凹部のある面に分かれており、保持したいパーツの形状に合わせて使い分けられるのは単純に便利。
また、凹部面の中心には切り欠きがあり、0.6mm〜2.5mm程度の円柱状の物が挟めるようになっています。
手に持つと金属製ということもあり、ずしっと重みを感じます。
※精度を重視した切削加工品のため、表面に加工痕やシミ、傷があります。予めご了承ください。
HiQParts ワンダーバイス
また公式サイトなどで上記のようにあるとおり、傷やシミは仕様です。粗悪品なわけではないのでご安心を。
このあたりは気になる方もいたりするんでしょうか。
私にとっては重みと相まって所有感を満たしてくれる、かっちょいい道具という印象なんですが。
この小ささが良いんです
小型とある通りバイス自体も小さく、パーツを挟んでも全体で約3cm程度にしかならず、手にすっぽりと収まるサイズ感。
指でバイス全体を保持できるので、感覚がダイレクトに伝わってコントロールしやすいのが一番の魅力じゃないかと思います。
実際にパーツを手に持っているのと近い感覚で保持できるという感じ。
また作業スペースが狭い方にとっても、ワンダーバイスの小ささはありがたい特徴なんですよね。
なんせ神ヤス10mm程度の大きさなので邪魔になりません。
私も当初、後述したパーフェクトバイスと悩みましたが、作業スペースが狭いということもありワンダーバイスを選びました。
パーフェクトバイスとの違い
スジボリ堂 パーフェクトバイス1号
さて、モデラーの方が「バイス」と聞いて一番に思い浮かべるのは、やはりスジボリ堂のパーフェクトバイスではないでしょうか。あまりにも有名ですね。
価格帯も近いので、一見用途の被ったツールに思えますが、前述した通り
「パーフェクトバイス」 → 大~中サイズのパーツが得意
「ワンダーバイス」 → 小さなパーツに特化
こんな感じで得意な場面が違うツールだと思います。
販売元であるスジボリ堂からも、「パーフェクトバイス3号」という小さなパーツに特化したツールをわざわざ別で作って販売していることから、上記の通り棲み分けされた商品と言えそうです。
買いやすさも大きなポイント
冒頭でも書いた通り、量販店やAmazonで比較的手に入りやすいのも大きな魅力ですね。(パーフェクトバイスも最近では手に入りやすくなりましたが。)
作業スペースが狭く、小さなパーツの保持をするツールが欲しいという方には非常にオススメ。
というわけで以上、HiQParts ワンダーバイスのレビューでした。それでは。