今回はHGUC 1/144 ゴッグの制作レビュー#1です。
表面処理・合わせ目消し・モノアイ加工の工程をご紹介。
※プロモーションを含みます。
HGUC 1/144 ゴッグ


2000年03月発売、お値段は脅威の880円です。
HGナンバーなんと「8」!シリーズ最初期キットということで気合い入れて作らねばですね。
再販頻度もそこそこで人気の高い機体という印象。
やはり1stのジオン機は、特有の奥深さがありますね…。
シンプル構成で合わせ目多め


内容はランナー4枚・ポリキャップ・ホイルシールと非常にシンプル。
シールはモノアイのみなので色分けは優秀ですね。
大振りなパーツが場所を取っていますがパーツ数は少なめで、さすが最初期のHGといったボリューム。

また、古いキットなだけあってパーツの合いが悪かったり、バリが多かったり、そもそもディティールが甘かったりと、ところどころ気になる箇所が。
この辺は発売時期相応なので仕方ないですが、処理は結構重めです。まあその工程が楽しいわけですが。

もちろん合わせ目も多く、胸部・腕部(手)・脚部と目立つ部分のほとんどに出ます。
いつも通り挟み込みも気にせず処理しましたが、腕部と胸部を接続する「C⑥・C⑦」は、流し込み接着剤が付着してしまいそうだったので後ハメにしました。
↓こんな感じ

久々の可動モノアイ

さて、モノアイもシールを直張りするシンプルなタイプなので、ここだけは頑張って可動するようにしてみました。

モノアイ部分で使用したのは以下の2つ。
・wave Hアイズ3 ピンク(3.5mm)
・HiQParts – HDプレート3.5mm(内径3.5mm・外径5.8mm )

いつもは皿型のSPプレートを使うことが多いですが、今回はよりマッチョな雰囲気にしたく、ドーム型のHDプレートにしてみました。

ホイルシールがだいたい5mmくらいなので、外径を合わせて”内径3.5mm外径5.8mm”タイプをチョイス。

はめると↑こんな感じで、結構深さが出ます。

可動部分はHOBBY BASEの「関節技 ボールジョイントミニ ダークグレイ(PPC-Tn71)」を使ってみました。



本来は1/144サイズに適した関節改造など用のボールジョイント。
中身と関係ないのですが、これ”袋”がかなりしっかりしてて素晴らしいです!
これ系のアイテムって一回では使い切らずに何度も開けしめすることがほとんどだと思うので、ユーザー視点が反映された仕様で感動しました。

話が少し逸れましたが、パーツ前方を切り落とし整形した「C①」に穴を開けてこちらを接着します。



切掛けのある左右はもちろん、上下の可動も必要十分。
ボールジョイントで自由度高いので、接着位置もそこまでシビアじゃなくて大丈夫そうです。
穴を開けて差し込むことで、耐久性もある程度期待できそうかなと。


このボールジョイントめっちゃ気に入りました。オススメ。
おしまい

というわけで以上、HG 1/144 ゴッグの制作レビュー#1でした。
久方ぶりのモノアイ加工で、#1からモリモリになってしまいましたね。
次回はファレホで塗装!サクサク作っていこうと思います。
それでは◎